受験生向けコンテンツ

科目別二次試験対策

数学

はじめに

どの学部でも配点が大きく、勝負を分ける可能性がおおいにある数学について、自分の勉強法を共有し、対策法を書きたいと思います。一橋の数学は傾向が相当偏っています。対策の効果が出やすい科目です、頑張りましょう。

夏休み前

センターや私立、二次試験のあと、あの公式を知っていれば、、、なんてことに絶対ならないために第一に公式を頭に叩き込むことを目標に基本的な問題をたくさん解きましょう。量やって経験値を積むのが大事です。具体的には学校で扱う教科書、青チャート(自信のある方は赤でも)をやることをお勧めします。この時期に三角関数や微分積分、数列を一通りマスターしておくとセンターなどの解く速さが問われるようなテスト形式に強くなれます。

夏休み

7、8月いよいよ二次試験や私立で出題されるような高い難易度の問題集に取り組んでいきます。プラチカを選ぶ人が多いですが自分は数学重要問題集でした。(難易度は大差ありません)解けなくて当然くらいのつもりで挑んでください。ただ、全く解けなかったのか、少しは解けたのか、簡単に解けたのか〇△×など簡易的な記号を問題の横に書いておいてあげてください。この手法は過去問の時も同様です。×は少なくともあと二回△は一回、一周した後解いてあげてください。問題集で見たことあるのに解けないなんて本番で絶対味わいたくないですからね。問題集一つ全て解けるようになるというのは実力、自信どちらも身につきます。

過去問

15か年の問題集を使い、一日二題解くと、15×5÷2=37.5日で10月のはじめ頃に一周終わります。10月半ばには河合塾、駿台の一橋模試があります。そこで早速実力を試すことができるのでおすすめです。直近3年はセンター後に模試のように使いたいから残しておくというのも手です。 一橋の数学にはとても明確な傾向があります。特に整数や微分積分、確率は絶対出題されるといっても過言ではないでしょう。この三分野は過去問が似たり寄ったりなので解いておくと、本番何もできないということはなくなると思います。ほかの科目に支障が出ない限り問題と向き合ってください。具体的にはまず解きます。ここで夏までに養った様々な方法や考え方を駆使し、もがいてください。ああ!もうダメ!!ってなったら、答えが出るにしろ出ないにしろ解答を見ます。じっくり解答を読んだら閉じて、もう一回答えを丁寧に導いてみてください。書き終わってもう一回解答と見比べて、少しでも違うところがあったら、そこがきっと勉強すべきところのはずです。解答みて理解できないのは危険信号です、速攻先生に聞くか、教科書を振り返りましょう。先生の添削を受けて答案の書き方を学ぶというのも大切ですが、大事なのは本番のように問題と向き合い、本番のような答案をつくることです。模試の手ごたえと結果が大きく違った経験のある人や自分に甘いと思う人は先生に見てもらうのが有効だと思います。

センター前

だいたい11、12月ごろでしょうか。センターの1Aか2Bの過去問(追試や予備校が出版している模試の過去問を含む)どちらかまたは両方を12月入ってからは時間を計って毎日やり続けていました。この時期はひたすらセンターです。多くの人にとって初めての試験、良いイメージをつけるために頑張りましょう。二次試験の数学をこの期間おやすみするのもアリですが、じっくり考える習慣を忘れないために一題でも解いておくとセンター後に全力で取り組めると思います。この時期に自分は△や×をつけておいた問題を解いていました。

センター後

いよいよ本番が近づいてきました。古典と理科基礎、社会一科目が抜けて科目ごとにさける時間が増えるかと思いきや、実はこの時期意外と時間がありません。一橋の過去問をやっているからといって私立の数学に直結して結果が出るわけではなく、私立を合格して勢いづけたいと思っているなら私立の過去問をやっておくのが吉です。本来得意な数学で大失敗し、一橋への自信を消失した自分からのメッセージです。そして私立で出題されたものは帰ったのち解法を絶対確認してください、本命の一橋で似た問題が出題されるかもしれないです。(できればこの一年受けてきた記述模試も確認)最後は一つずつ苦手な分野をつぶしてください。しっかり積み上げていれば苦手な分野は一つか二つになっているはずです。結局最後は気力、ひたすら過去問や記述式の問題集をやるのがいいかもしれません、自分は手を止めると私立失敗の記憶がよみがえってくるようで現実逃避で解いていました。直前に解けない問題に出くわすのが怖い人は得意な分野だけやるのもアリです。(苦手なところの確認忘れずに)

最後に

ここまで長々と書いてきましたが、数学は解いた量とその中の完璧に解ける割合が決め手になると思っています。苦手な人こそ多くの問題と向き合ってください。でも気負い過ぎないのが大切です、他の科目の巻き返しもおおいにあり得ます。本番直前、手が震えたり、緊張したならそれは頑張った証拠です。全く解けない、逆にすらすら解ける、どちら場合も一旦落ち着くことが大事です。解法や計算ミスに気付く可能性がグッと上がり、合格へとグッと近づきます。最後まで読んでくれた人に一つだけ、ヒントになるかもわかりませんが、2021=43×47、2022=2×3×337、2023=7×17×17です。整数の分野で出るかも、、、?

 国語

はじめに

一橋の国語は、各学部での配点があまり高くないこともあり、対策が疎かにされがちです。しかし!!!実は、一橋の国語は明確な傾向があるため、しっかり対策をするのとしないのとでは全く違うのです!また、国語は比較的点数が安定してとれる科目なので、国語ができることは意外にもアドバンテージになります。さらに国語で求められる論理的思考力や解答作成力は全ての教科につながっているので、実力がある人は国語の点数も高い傾向にあります。つまり何が言いたいかというと、国語の対策なんて…と思っているそこのあなた!対策しないともったいないよ!

傾向と対策

一橋の国語は三つの大問から構成されており、大問一は現代文(評論または随筆)、大問二は主に近代以降の文語文、大問三は文章の要約問題で、ほぼ全て記述式となっています。そして何よりも大きな特徴は、全体的に答えるべき内容に対して解答欄の文字数が少ないことです!こんなに書きたいことがあるのになぜ三〇字!?というようなことが多々起こります。よって、文章中のキーワードを組み合わせて解答をつくるやり方は通用せず、自分の言葉で素早く適切な表現に言い換える練習をする必要があります。試験時間は一〇〇分で、単純計算で大問一つあたりにかけられるのは三〇~三五分です。先程言った解答欄の狭さゆえに、解答作成に時間がかかるため、時間配分が大切です。大問ごとの時間配分は人それぞれですが、大問一の現代文または大問三の要約に時間を割く人が多いように思います。概観はこんな感じなので、以下で大問ごとの詳しい傾向と対策のポイントを解説します。

まずは大問一です。大問一は現代文で、主に論説文が出題されます。例年、最初に漢字の書き取り問題が五問程度ありますが、完答できるレベルなので心配する必要はないでしょう。一般的な漢字の参考書を1冊仕上げておくと安心です。次に、文中の語句の意味が出題されます。これについては、なんとなく意味は分かるけれど説明できないような語句が多いため、完答できる人は多くないと思います。対策は難しいですが、わからない語句に出会ったら辞書で引く癖をつけるようにしましょう。そして残りは主に傍線部の意味を問う問題や、筆者の主張や文章の主旨を問ういわば小さな要約問題が出題されます。これが先ほど言ったように制限字数が厳しいので、解答すべき内容を適切に素早く自分の言葉でまとめる必要があります。時間を測って何度も練習しましょう。この際言葉の言い換えに使える語彙を増やしておけると理想的です。

続いて大問二です。大問二は例年近代以降の文語文が出題されます。明治の文明開化期以降の政治や学問に関して筆者の主張を述べた文章が多くなっているため、その時期の背景知識があると多少読みやすいかもしれません。解法は現代文とほぼ変わりませんが、この時代の文章は漢文調で書かれているので、漢文の文法や単語を一通り身に着けておく必要があります。とはいえ、共通テストレベルで十分です。ある程度覚えたら過去問をといて実践しましょう。文語文が読み慣れないという人は、音読をしてみることもお勧めします。また、時々江戸時代の文章が出題される年があるので、(噂によると4年に1度くらい?)その時に備えて古文の文法・単語も共通テストレベルには仕上げておきましょう。

最後に大問三です。大問三は一橋の国語の最大の特徴ともいえる二〇〇字要約です!要約は対策が点数となって表れやすい問題なので、しっかり対策しましょう。さて、この要約問題で重要なのは、

・文章の主要な論理展開が正しく反映されているか

・筆者の主張を正しく読み取り反映しているか

という点です。特に一つ目の論理展開の反映という点でよくあるのが、因果関係のミスです。例えば、「~のため、…」という言葉をなんとなく多用していませんか?これはありがちなミスで、文章にない因果関係を勝手に作り出すことになってしまいます。このようなことを防ぐためにも、自分の書いた要約を必ず見返して、論理展開が文章と合っているか確認するようにしましょう。また、一橋では比較的長さのある文章が出題されます。そのため段落ごとの役割を見極め、具体例や補足説明を省いて重要な段落に字数を割くことがポイントです。そして最後に、最も重要なのは、「自分の書いた要約を他人に読んでもらう」ことです!これは本当に重要です!是非、学校や塾の先生に頼んで、要約を添削してもらいましょう。自分一人では気づけない、自分の文章の癖などが多くあることに気づくと思います。そして添削を受けたら書き直し、また添削、書き直し。この繰り返しがあなたの力になります!

最後に

国語の対策、意外と奥が深いなと思ったでしょうか?国語の勉強で大切なのは、一問一問にしっかり向き合い試行錯誤を重ねることです。是非早いうちから、定期的に国語に触れてほしいと思います。そして、一橋の国語の傾向は過去何十年間ほぼ変わっていないので、対策には是非一橋の過去問を大いに有効活用してください。では、国語にどれだけ時間を使うか、あとはあなた次第です!!頑張れ!!

 英語

はじめに

英語、とても大事、これ読んで役に立ててね

①基礎 〜単語、文法、長文〜  

英語が苦手な人ほど背伸びして鉄壁使いがち、みたいなのある気がするけど自分にあった単語帳を使いましょう。オーバーワークかどうかの判断は受験生にとってとても大事なスキルです。文法もNext Stageとか一冊をまず完璧にすべきです。わからない文法事項をその都度先生に聞いたりして解決していけば、10周やったけどわかりません状態にはなりません。単語と文法が身につけば文も読めます。まずは文法に忠実に一文を正確に訳す練習が大事です。長文も所詮、文がいっぱいあるだけなのでこの練習がとても活きます。長文は主張とかの展開がありますが、それらは把握できれば読み進める時の道標なので日頃から長文を読むときは展開を意識するのが大事です。

②二次対策  

単語、文法ができて長文もある程度読めるようになれば一橋の問題にも太刀打ちできます。一橋の英語は、長文二題、英作文、リスニングが毎年出題され、年によって文法があったりなかったりします。解く順番も予め決めたほうが絶対にいいです。

(1)長文  

毎年二題出されますが、論説だったりエッセイだったり決まったパターンがあるわけではありません。ぱっと見て手をつけやすそうな方から解くのが吉。設問について、記述の問題もいくつかパターンがあります。普通の和訳、下線部の説明、下線部の理由説明におおよそ分けることができます。どの問題も要求されているのは文脈を把握できていて、聞かれたことを自分の言葉でまとめられるか、ということです。つまりしっかり英語を読めていれば国語力の勝負です。自分がどれだけ文章の展開や内容を把握できるかが鍵になるので、過去問を解いた後、パラグラフ毎の一言要約とかを書く練習をすると自分の情報処理能力が客観的になって力もつくし課題も見つけやすいです。選択肢問題も大抵あります。これも結局文脈を把握しているかという問題ですが、たまに文法知識だけで解ける易しいものもあります。選択肢は、部分点はないものと思って絶対に落とさないようにしましょう。

(2)英作文  

一橋の英作文はワード数こそ多くても150くらいであまり変動しませんが、題材は絵を説明したり、普通の意見を述べる物だったり毎年コロコロ変わります。どんなタイプのものでも焦らず書けるように練習を繰り返しましょう。どういう題材ならどのように組み立てるとかはパターン化して練習しておくと役に立ちます。後は、日頃から触れている英文の中に英作文で使えそうな表現があったらそれをノートとかに書き留めておくと「言いたいことは頭にあるけど英語にしにくいな」っていう状態に陥りにくいし、自然な英語がかけて読みやすいものになります。本番では3つくらいの題材の中から一番描きやすいものを選べますが、まず落ち着きましょう。焦って直感で選んだ題材が実はめっちゃ書きにくかったってこと、自分は過去問で幾度となくやりました。ちなみに英作文に本番で使える時間は15〜20分です。練習する時も時間計ってやる方が絶対にいいです、メモの時間と英文に書き起こす時間が自分で把握できているととても強い。自分はメモ3分、書くので10分、チェック2分を目安にしていました。最後に、チェックはめっっっっっっっちゃ大事です。頭の中で自分が書いた文章を何回か音読してみてください。くだらないミスは読めば大抵気づきます。ケアレスミスで減点を重ねるのは致命傷(一橋模試で文法ミス重なって英作文0点だった友を見た)なので気を付けましょう。

(3)リスニング  

一橋のリスニングは三回も読まれます、正直だいぶ甘めだと思いますこの点は。(模試とかで何回読まれたかは忘れたけど。)ただ、形式は会話文だったり、アカデミックなナレーションだったり様々だし、選択式だった次の年に全部記述式だったりもするので対応できるようにしましょう。解答用紙配られた時に透けてリスニングの解答欄が見えるのでそこで心の準備はできます。対策としてはまず本番レベルの速度で聞き取れるように日頃から英文を聞きましょう、その上歩きながらシャドーイングをするとなお良いです(ちなみに周囲から奇異の目で見られる)。また過去問に限らずリスニングを解く時に自分なりのメモの方法を確立しましょう、正直日本語でも全く問題ないと思います。自分は汚いひらがなでキーワードとかの頭数文字を書きなぐっていました。自分がわかれば良いです。あと大切なのは三回読まれるその使い方を決めておくこと。1回目はメモに執着しないで、なんの話か、何が問われたか、とかを把握して2回目でなにを特に聞き取れば良いか把握しておくってのがおすすめです。あくまで3回目は保険程度に思っておくべき。戦略を決めれば後は慣れです。

(4)文法

正直出ないこともあるし、形式は私大の文法問題とあまり変わらないし特別対策しなくても良いと思います。自分は二次前日に余っていた文法の過去問解いたけど本番では文法の大問消えていました。大事なのは落ち着いて着実に解くこと。特別な文法知識は求められないので日頃の学習を信じればできます。ただ、一問までしか落としたくない。

③最後に

英語は毎日積み重ねてじっくり伸びる科目です。今の自分と本番で必要な力の乖離から逆算してどれくらいの割合で英語に時間を割けるのか考えるのが闇雲に勉強するよりも近道ですよ。がんばれ受験生!

 世界史

はじめに

世界史ってグローバルで高貴な感じ(?)がしてなんだかかっこいいですよね!私はそんなノリで世界史を選択し、なかなかに苦労しました笑。そんな私でもなんとか現役で滑り込んだ世界史対策をご紹介します!!

傾向

一橋の二次の世界史は大問3つ・合計1200字の論述問題というとってもシンプルな構成です。1問目は中世ヨーロッパ史、2問目は近代欧米史、3問目は近代アジア史から出題されることが多いと言われますが、本当にこのパターンが多いです。2020年はまさにこの通りでした! いわゆる難問・奇問というような癖のある論述問題はもはや一橋名物ですが、一方で基本事項をしっかり押さえていれば書けるものもあります。あくまで個人的見解ですが、例えば某T大の世界史論述は時間的・空間的ともに広い範囲のつながりを書かせるものが多いのに対し、一橋は比較的両方の意味で狭い範囲を書かせることが多いように感じます。

対策

・まずは基本をしっかり押さえる!

難しい論述だからこそ、基本事項が頭に入っていなければ一切太刀打ちできません。私は高3の夏頃に基本が全く入っていない状況で過去問を呆然と眺めていましたが全く無意味でした。当たり前ですね。まずはセンター(共通テスト)対策用の用語集や穴埋めなどで基本的な流れと用語を押さえることをお勧めします。

・過去問をやりまくる!

一橋の世界史は頻出範囲がはっきりしており、似た内容を問う問題が過去に何度も出題されています。そのため、いかに過去問研究を徹底するかが結果にそのまま繋がると言えます。私は15年分を3周しました。同じ問題でも複数回やって完全に頭に入れているうちに細かい歴史の流れが頭に入り、論述のコツも掴めるはずです。そのため、同じ時間しかないなら30年分を1周するより15年分を2周することをお勧めします。あまり大声で言えませんが、時間がなかった私は過去問から分かった頻出テーマだけをひたすら対策するという賭けのような勉強をしてました。(運よく当たりましたがお勧めしません。)

・テーマごとに材料集めをする

400字の原稿用紙はぼんやりとした情報だけではなかなか埋まりません。(私は長い人名を必要以上に使って字数稼ぎしていました。)一筋縄ではいかない一橋世界史の論述を書き上げるには、問題文のワードから次々と関連する情報や史実の繋がりを連想し、素材を集める力が重要だと私は考えます。そこでおすすめなのが、出題されそうなテーマ(例:『戦後の中国と台湾の関係』『三十年戦争』)を考え、ノート1ページにそのテーマに関わる用語や論述に使えそうなフレーズを様々な参考書や資料集から集め、書き殴るという方法です!これをやりまくることで、私は問題文を見てすぐに手が動くようになりました。一部ブラインドとかにするとさらに頭のトレーニングになると思います。

・年号は覚えといて損はない!

これには向き不向きあるので全員にはお勧めできませんが、私は年号を気合で覚えるのが通史を把握する近道だと思います。私は年号だけの単語帳で3つ作り、全て覚えました。 具体的な数字と結びつけることで、別の地域の出来事同士の前後関係も理解しやすくなり、一気に論述が書きやすくなった気がしました。

最後に

ここまで偉そうに語ってきましたが、私自身高3冬まで通史が終わっておらず、基本事項も押さえられていないという非・模範的受験生でした…。コロナでオフラインのオーキャンも行われなかった中、このページにたどり着いた皆さんの方がきっと世界史に対する意識があるはずなので自信を持ってください!笑

 日本史

はじめに

得意科目が無いそこの貴方!日本史は数学や国語と違い、高3の1年間しっかり勉強すれば割とお手軽に得意科目にできる科目です!得意科目が1科目でもあると精神的支えになります。国語と英語が苦手で、日本史を頑張った僕の勉強法をお伝えします。

【前提】日本史を得点源にしたい人向け、初学者の高3生

【目標】共通テスト満点(2ミス以内に抑えたい)、二次6〜7割(が限界)

【用意するもの】教科書、20カ年(、塾のテキスト)

【ポイント】通史の高速回転、過去問

出題の特徴・傾向

400字記述が3問。第一問は古代〜近世、第二問は近代、第三問は近代〜現代。同じような問題が出がち。ただ、今年から問題作成者が変わったというリーク情報(真偽不明)があるため、傾向が変わる可能性あり。 400字という字数は、最初は多く感じるかもしれませんが、次第に足りなく感じていくと思います!どんなに難しくて書くことあまり無くても、8割(320字)は埋めてね。

〜高2

何もやらなくていいです、その代わり英語と数学をちゃんとやってください!あ、でも中学レベルの知識は知っておいてください笑

通史1周目(4月〜7月)

とりあえずざっくり、教科書(文化史以外)を1周します。太字のところは完璧にして欲しいけど、細かいところまで完璧にできなくて大丈夫です。他は次出てきた時に「あ、この単語見覚えあるな」ってなる程度でいいです!

通史2周目(7月〜9月)

1周目よりも細かい部分を覚えるのが目標です。一応自分の中では「教科書に書いてある内容は大体完璧!」って暗示をかけられる程度にしてください!

文化史1周(7月〜8月)

苦手とする人が多い分野です。夏休み中に共通テストレベルまでをマスターできれば十分です!ここを二次レベルに引き上げるのは相当労力が要りますし、どうせ出てきても受験生解けn

過去問1周目(10月〜11月)

初見で過去問を解ける人はほぼいないです。400字の記述に慣れること、知識の補強がここでの目標です。教科書を見ながらでいいので自分なりの答案を作ってみて、20カ年の解答と照らし合わせてください。学校や塾の先生に添削してもらうとなお良いです。 多くの人が知識の抜けに気づくと思います。問題で出てきて忘れてしまっている部分を再度復習することが1番大事です!これを怠らないでください。

共通試験対策(12月〜1月中旬)

一旦二次の過去問から離れ、センターの過去問15年分くらいを1周します。その際、間違えた問題をマークして、2周目はそれらだけをもう1回解き直します。抜けている部分は教科書で確認してください!特に文化史は再補強が必要になるかと。

過去問2周目(1月〜本番)  

この時期は数学や英語はもう本番までに力がほとんど上がらない(個人的感想)ので、日本史に多くの時間を割くといいと思います。ここで過去問2周目を、何も見ずに答案を作ってください。そして何度も言いますが、忘れている箇所を再度教科書で確認しましょう!(大事)時間がもし余ったら、苦手な部分の補強に使うといいです。

追記

詳説日本史の各ページの一番下にコラム(?)的なものがあるのですが、過去問を解いてみた感じ、ここらからしばしば出題されていました。直前にひと通り目を通しておくと他の受験生と差をつけられるかもしれません!

ここまでで一応、日本史を5周したことになります。社会は2日目の最後の科目なので、仮に他の科目でミスってしまっても最後まで諦めずに頑張れます!1番努力が報われやすい科目なので、自信を持って本番に挑んでください!!!

地理

はじめに

まず、この文章を読んでくれているあなたにお礼が言いたい、読んでくれてありがとう。一文目にこんなことを書くくらい、地理受験者は少数派です(笑)。地理受験者は全体の約5%と言われています。どうして地理を選択したのかは人それぞれでしょうが、せっかくこんなマイナーな科目を選択したのですから、マイノリティの力を歴史勢に見せつけてやりましょう。地理受験者は、合格後同級生たちから尊敬されますよ!!

出題形式・傾向

一橋の社会といえば400字×3問というイメージがあると思いますが、地理では400字記述はここ10年以上出題されていません。100~200字程度の記述が中心で、単語の穴埋めや記号選択の問題も出題されます。難易度は「国内最高峰」と言うにふさわしいレベルです。試験時間は120分とかなり長めですが、膨大な量の資料・表の読み取りや論述構成を考えていると時間はすぐに無くなります。最頻出分野は、発展途上国の経済状態です。いわゆる周辺地域(東欧、サブサハラなど)の出題が多いのも特徴の一つです。基本的な地理の学習では多くは触れない部分なので、過去問を通してしっかりと研究しておくことが必要です。

「一橋地理は奇問難問が多い」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。確かに難問は依然多いですが、奇問の類は近年減少傾向にあります。最新版の赤本に収録されている年度の中で奇問と言えるのは、2015年のⅢくらいでしょう。しかしこの問題も冷静に取り組めば一定の点数は確保できます。どんな問題が出題されても冷静に対処できる心のゆとりを持つようにしましょう。

また近年の傾向として、毎年基本レベルの問題が1~2問出題されています。これは確実に得点できるようにしましょう。自然地理範囲からの出題も多い(砂漠の成因など)ので、「一橋は自然地理はでない」などと決めつけることなく全範囲をしっかりと学習しておきましょう。

攻略法

文字数も限られているため、一つに絞って皆さんにお伝えします。それは「想像力を働かせること」です。確かに一橋地理は今までに聞いたこともないようなことを問うてきます。しかし「知らないから解けない」と諦めるのでは合格は難しいでしょう。抽象的に書いてもわかりにくいと思うので、具体例を出してみましょう。  アフリカにある、今までに聞いたこともないような国について記述せねばならない時、何を書くことで部分点をもぎ取るか。今までに聞いたこともないということは、大きな内乱や民族対立は起こっていないのだろう(もしあれば学習しているはず)。また地下資源や世界的シェアを誇る農産物もないのだろう(これもあれば学習しているはず)。こうした思考回路をたどって「政情が比較的安定しており」や「国内に主要産業が存在せず」といった文言を答案に組み込むのです。こうした思考回路こそが「想像力を働かせること」です。ただし、このような考え方をするには教科書レベルの事柄はすべて頭に入っていることが必要なのですが。

おわりに

ここまで読んでくれたあなたに改めてお礼を言います、読んでくれてありがとう。過去問10年分をしっっっかりと研究して2周すれば、一橋地理の攻略法が見えてくるはずです。そして、自分の答案は信頼している先生に必ず採点してもらいましょう。過去問以外のテキストはやらなくても構わないと思います。他のテキストをやる時間は英語や数学に回しましょう。受験は合計点勝負ですから。この文章を読んでくれたあなたと、国立で会える日を楽しみにしています。地理を楽しめ!!